子宮体がん用細胞採取ブラシ スーパーブラッシュ (挿入時、塗抹時のコツ)
スーパーブラッシュは挿入時の患者さんへの痛みを軽減させるため外筒の径が細く設計されております。
挿入の際のコツをご紹介いたしますので、下記の点を御参考にしてください。
挿入時の注意事項
●頚管の状態に合わせ外筒に指で屈曲を与える。この時、先端の1cm位を曲げると挿入しやすくなります。曲げる際は、全体を曲げなくても柔らかいため子宮腔内の形に沿って挿入されていくので問題ございません。逆に全体を大きく曲げてしまいますとブラシ本体のコシが弱くなり、挿入しづらくなる可能性がございます。
よい例
ブラシ部の先端1cm位を頚管の状態に合わせ屈曲を与えます。この状態で挿入いただきますとブラシ本体のコシが失われず、挿入がしやすくなります。全体を曲げなくてもブラシ外筒とも柔らかく弾力性があるため、子宮腔内の形に沿って挿入されていきますので問題ございません。
悪い例
屈曲を与える際に左写真のように根元の部分から全体的に曲げてしまいますとブラシ本体のコシが弱くなり、挿入がしにくくなる可能性がございます。
細胞塗抹時のコツ
本製品は子宮底の部分まで細胞が取れるよう、ブラシ部の毛足を長くし、細かくしておりますので、プレパラートに塗抹する際は下記の通り行っていただきますと大変塗りやすくなります。
●採取部を外筒より押し出し、プレパラート上にブラシをポンポンと軽く叩きつけながら細胞を均一に塗布する。細胞を塗布する際はブラシから細胞をふり落すようにするとうまく塗布出来ます。